1人で悩まないで!ケース別にみる埋没法の失敗克服BOOK

埋没法インタビュー!
医師や経験者に失敗対策を聞いてみた

手軽な二重のプチ整形
”埋没法” でも 失敗する ことがあるって本当?

イラスト 「バレない、腫れない、痛くない」とウワサの手軽なプチ整形・埋没法ですが、ネットやSNSを調べてみると「埋没法で失敗した!」という体験談が出てきます。そんな情報を見て、自分も失敗かも…と不安になる人も多いはず。でも、ちょっと待って!その症状、実は失敗じゃないのかも?埋没法の結果に悩んでいる人のために、ケース別の原因と対処法をご紹介します。

埋没法で失敗したかも?
ドクターや
経験者のアドバイスを見る

~ビューティー編集チームより~

自然な二重を目指したはずが、施術したことでまぶたが腫れ上がり、表面が凸凹するといった症状が出ると、こんなはずじゃ…とショックを受けてしまいますよね。ただ、埋没法直後に現れる症状は、1ヶ月ほどで改善されるものがほとんど!ですので、まぶたの腫れがおさまる術後1ヶ月はあわてず様子を見てみましょう。

あきらめないで!
埋没法は修正できる!
抜糸のすべて

イラスト埋没法は二重のライン上を糸で数カ所留める施術ですので、ラインがイメージ通りに出なかったり、不快な症状がおさまらない場合は糸を外すことで元に戻すことが可能です。
抜糸は、まぶたを1~2mmほど切って穴を開け、そこから皮膚の中に埋め込んだ糸を取り出す手術。すぐに糸が見つかれば15分程度で終わりますが、埋没法の抜糸は、たとえて言えば砂浜で落し物を見つけ出すようなもの。埋め込んだ糸がなかなか見つからないと、1~2時間かかることも。抜糸は処置時間が長くなるほど処置後のダメージが大きくなりますので、リスクについてしっかり理解した上で処置を受けることが大切です。

今すぐ修正したいなら!
埋没法の抜糸ガイド

埋没法
スペシャルインタビュー!
失敗の対策を聞いてみました

埋没法に関係する人たちへのスペシャルインタビュー・コラムです。二重手術の経験豊富な医師、埋没法をした経験者から、ダウンタイム中の目元を隠すためのヘアスタイルを教えてくれるスタイリストまで!埋没法に失敗したときの対策方法を、それぞれの目線で教えて頂きました。

「患者のため」が第一!
症例数が豊富な美容外科医

濱田英之輔先生

doctor

「患者のため」を第一に考える美容外科医

神戸大学医学部を卒業し、同大学の麻酔科で麻酔科医としての経験を積む。美容外科医として大手美容外科院長を歴任した後に独立し、2002年アーティスクリニック開院。

電話番号:西宮本院 0798-22-9012/博多院 092-403-9012

濱田先生の記事を読む

修正手術から5年!
埋没法で充実の二重ライフをゲット

埋没法の経験者nonさん

beauty

修正手術から5年!埋没法で充実の二重ライフをゲット

nonさん

在宅での仕事をしながら二人の子どもを育てる31歳。妊娠前に、10代の頃からコンプレックスだったぽってり一重を、埋没法で二重整形。一度は二重が取れるも、修正手術を受けてキレイな二重ラインをゲット。

nonさんの記事を読む

一般~撮影まで!
ヘアメイクの悩みはお任せ

AYAさん

hair stylist

一般~撮影まで!ヘアメイクの悩みはお任せ

AYAさん

都内の美容室にて就職した後、ヘアメイクサロンにて3年間セットを学ぶ。その後フリーランスへ転向し、一般人から撮影現場のモデルまで幅広くヘアメイクを行う。某ヘアメイクアーティストへ師事し、現在に至る。

AYAさんの記事を読む

これは普通なの?
埋没法の経過が見たい【写真付き】

一般的な経過と同じなら
失敗ではないはずと安心できる

埋没法の手術後は、腫れや内出血などちょっとした違和感が想定されます。医師に事前に説明されていた術後の症状だとしても、「本当にこのまま何もせずに待つだけで大丈夫なの?」と、どうしても心配になってしまいます。1人で悩んでクリニックに駆け込む前に、埋没法の一般的な経過について把握しておきましょう。

術後が気になる!
埋没法の経過はこちらから

ビューティー編集チームから提案!
埋没法をうまく修正する方法

病院・医師のリサーチが重要!

埋没法は手軽に二重にできるのが魅力ですが、そのぶんクリニック同士の価格競争が激しく、ずさんな施術でまぶたがダメージを受けたり、事前の話し合いが少ないためにイメージ通りの二重にならなかった、といったトラブルが後を絶ちません。理想の二重のラインを作るには、医師との綿密なカウンセリングと、確かな技術力が不可欠。今の埋没法に納得がいかず、二重手術をやり直したい!もう失敗したくない!と考えるなら、本当に信頼できるクリニックをしっかり選びましょう。中には抜糸や修正手術を得意とするクリニックもあるので要チェック!

埋没法の修正で失敗しないための
クリニック選び4つのポイント

  • point
    1

    実績豊富なドクターか

    症例数は多ければ多いほど良いですが、どんなに少なくとも100件以上は埋没法手術を経験しているドクターを選びましょう。また、口コミサイト等で満足度、術後の腫れや内出血、トラブルが起きていないかも確認すべきです。

    詳しく見る

  • point
    2

    カウンセリングの内容

    医師が目元をきちんと確認する、患者の意見をきちんと聞いてくれるのは絶対条件。医師の意見を押し付けたり、デメリットを話さない病院は避けるべきです。いくつかの病院でカウンセリングを受け、信頼に値する病院を選びましょう。

    詳しく見る

  • point
    3

    費用は安すぎないか

    一人ひとりに時間を割かず薄利多売で回転率を上げているクリニックや、経験の浅いドクターが施術するクリニックは、埋没法の費用を安く設定している傾向があります。相場より極端に安いクリニックは失敗リスクが高くなるので注意しましょう。

    詳しく見る

  • point
    4

    保証・アフターケアは手厚いか

    手軽でトラブルが少ないといわれる埋没法ですが、万が一トラブルが起こったときのことを考えると、再施術の保証やアフターケアがきちんと整っている病院を選ぶべきなのは当たり前。期間や内容をきちんと確認し、万が一に備えましょう。

    詳しく見る

あなたに合う埋没法とは?

埋没法とひとことに言っても、施術の方法にはいくつかのタイプがあります。まぶたの皮膚の厚みや顔の形、年齢などによって適した施術方法が異なります。施術の種類や、向き不向きを確認して、失敗の対策をしましょう!

埋没法に関するお役立ち情報

プチ整形として人気の埋没法ですが、どれくらい持つのか、本当に痛くないの?など本音の部分はなかなか聞けないものです。施術を受けたいけど、まだまだ心配という人は、埋没法に関する情報をここでチェック!

埋没法は修正できる!抜糸のすべて

埋没法の「修正がきく」という特徴は、切開法や瞼の脂肪吸引とは違う埋没法ならではの魅力です。修正は、抜糸が得意な医師や他院修正が得意な医師に依頼すれば理想の目元を手に入れられるでしょう。しかし、「それでも失敗した」「二重が取れた」「理想の目元にはならなかった」といった例も少なくありません。ここでは、埋没法を失敗した場合のリスクについてまとめています。

抜糸のリスクと失敗例

埋没法の抜糸とは、まぶたの表面もしくは裏側の粘膜を1~2mmほど切開し、施術で埋め込まれた糸の結び目ごと糸を外に引き出すことです。抜糸のリスクとして挙げられるのは、時間の経過により糸が見つけづらくなり場合によっては抜糸不能になること。術後数カ月以内であれば確実に糸を見つけて抜糸をすることが可能ですが、10年以上経過している場合は皮膚と一体化し取り出しが困難になります。皮膚の奥のほうに入りこみ、糸を取り出せないといったケースは増加しています。

  • 瘢痕が残った
    瘢痕とは、手術や外傷によってできるミミズ腫れのような傷跡のこと。瘢痕は傷の状態や個人差によりますが、目立たない程度まで改善することが可能です。
  • 抜糸の傷跡が目立つ
    抜糸は皮膚を1~2mmほど小さく切開して穴を開けます。自然と目立たなくなりますが、稀に切開部分の傷口が目立ってしまうこともあるようです。
  • 抜糸して腫れた
    埋没法直後か、時間がたってからか、時間にもよりますが、抜糸を受けるならまぶたの腫れは避けて通れません。
  • 抜糸後に内出血する
    「処置にかかった時間」によって術後の経過は大きく変わります。処置時間が長くなるとダメージは大きく内出血などのダメージが起きやすくなります。
  • 抜糸したけど癒着がとれない
    癒着とは、通常はくっついていないはずの皮膚や膜といった組織が、炎症などによってくっついてしまうこと。埋没法の抜糸では、切開を行うので、切開した傷が癒着する可能性は高くなります。

他院修正の流れ

「納得のいく仕上がりにならなかった」といった悩みを抱えた場合、同じクリニックに修正を依頼するのは気が進まないもの。その場合は、他院での抜糸をおすすめします。他院修正の相場は片目で約20,000円~。しかし術後の時間が経過しているものは、手術の難易度もあがるので他院修正を得意とするドクターや埋没法手術を熟知しているドクターに依頼しなければならないことを覚えておきましょう。

埋没法は3回目まで?

「通常3回まで」と考える医師がいるようですが、もちろんまぶたの状態が悪いと受けられない可能性もあります。多くの医師が「3回まで」としている理由を詳しく見ていきましょう。

抜糸して2回目の埋没法をうける場合

術後に「二重が取れた」「仕上がりが理想と違う」などで再手術を希望する人も珍しくありません。埋没法では2回目の手術は可能です。まぶたの脂肪が厚かったり、たるみがある状態でなければ二重幅を広くする手術もできるでしょう。しかし、2回目の手術は期間を空けてから。まぶたの状態を見てもらい、ドクターに適したクリニックの日時を設定してもらいましょう。

抜糸のダウンタイム

抜糸後のダウンタイムは、どのような状況で抜糸をしたかによって変わってきます。例えば年数の経過した埋没法の抜糸は比較的ダウンタイムが長くなる傾向にあるようです。しかし術後早い時期の抜糸であっても、創部の腫れや感染などがある場合は抜糸後に炎症が長引くなどのトラブルが起こりやすく、ダウンタイムが長期化します。期間としては、早ければ1~2日で目立たなくなりますが、長期化の場合10日から1カ月近くはかかることもあるので、注意が必要です。

ホント?ウソ?知っておきたい埋没法の疑問

比較的安価で受けられる埋没法は、日帰りで手術が受けられ「プチ整形」として人気です。しかし、ダウンタイムや仕上がりなど手術に臨むにあたっての不安はあるもの。ここでは、埋没法にまつわる疑問について項目別にまとめています。

美容整形の相談件数について

2021年3月31日までに登録されたPIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)のデータによると、美容医療サービスに関する消費生活相談は2015年~2020年までの5年間にわたり2,000件前後で推移しています。2016年の相談件数は2,078件、2017年は1,878件、2018年は1,980件です(※)。美容整形を受けた人の中にはトラブルに巻き込まれても、相談せずに諦めてしまうケースもあるでしょう。そのためトラブルを抱えている人は、この件数よりも多い可能性が高いとされています。

※参照元:独立行政法人国民生活センター令和3年5月13日報道発表資料「年度別にみた相談件数と 10~20 歳代の割合 」より【PDF】(https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20210513_1.pdf)

埋没法の相談事例

相談された中で埋没法によってトラブルに巻き込まれたケースもあります。

埋没法をしたくてクリニックを受診しましたが、手術の内容や使用する糸の説明など全くありませんでした。いつ説明があるんだろうと思っていましたが、結局手術当日になってもされず。手術後は目がパンパンに腫れてしまい、目を閉じると黒い糸が見えるような状況です。抜糸費用も含めて、全額返金してもらいたいです。

コンプレックスをなくしたくて、埋没法を行いました。手術してから10日も経ちますが、まぶたに痛みがあり、さらに目も3分の1程度しか開きません。そのせいか、視力も低下している気がします。また頭痛もひどく、夜も眠れません。永久保証と謳っていたのに、抜糸や幅の変更には別料金がかかると言われました。お金を支払わなきゃいけないのでしょうか?