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埋没法の麻酔について解説
二重の対策方法として人気の高い埋没法ですが、施術に痛みを伴ってしまうため、施術前に麻酔を使うのが一般的です。ただ、麻酔そのものに不安を感じる人もいるでしょう。ここでは埋没法の麻酔や麻酔に関するよくある疑問を、項目別に解説していきます。
埋没法の手術には
どんな麻酔があるのか?
埋没法の麻酔は、目薬やクリーム状で手軽に使える表面麻酔と、器具を使って麻酔をする局所麻酔の2種類です。まずは、埋没法の手術に使われる麻酔の種類を押さえていきましょう。
表面麻酔
表面麻酔は、目の表面を麻痺させるための麻酔です。クリニックによって使用する麻酔の種類は異なり、目薬のように数滴を目に落とす点眼タイプと、まぶたの周辺に優しく塗り込むクリームタイプがあります。まぶたの周辺は非常に皮膚が薄いため、どちらのタイプの麻酔を使っても数分で麻酔が効いてくるでしょう。
ただし、表面麻酔の作用自体はそれほど強いものではありません。あくまでも表面的な場所をターゲットにしたものなので、使用量が少ない・使用後の待ち時間が短いと痛みを感じてしまう場合もあります。どちらかといえば、局所麻酔の痛みを感じづらくするために使われることが多いです。
局所麻酔
埋没法では、糸でまぶたを留めて二重のラインをつくります。糸を埋め込むことになるため、麻酔なしだと当然痛いです。そこで、極細の針を使ってまぶたに麻酔を注入します。これが局所麻酔です。
点眼タイプやクリームタイプの表面麻酔は、皮膚の表面に影響するものなので肌の奥に感じる痛みにはあまり意味がありません。しかし、局所麻酔で肌の内部に麻酔を送り込めば、痛みを麻痺させることができるため、痛みを気にせず施術を受けられます。
なお、表面麻酔も局所麻酔も部分麻酔と呼ばれる種類の麻酔です。使用しても眠気がくることはなく、注入した場所周辺のみ感覚が鈍くなります。
手術中は本当に痛くない?
麻酔は、特定の成分を注入することで痛みという刺激を伝える末梢神経をブロックするというアイテムです。「麻酔が効かない」「効きにくい」「短時間で麻酔が抜けてしまう」という人もいますが、麻酔は神経をターゲットにしたものなので、基本的な体の構造が同じ以上どんな人でも痛みは麻痺します。施術中に痛みを感じることはほとんどないでしょう。
ただし、表面麻酔や局所麻酔のように感覚を鈍らせられる範囲が狭いものに関しては、担当する医師の腕や麻酔の打ち方、打つ場所によって体感が変わる可能性はあります。睡眠不足だったり、普段から大量にお酒を飲んでいたりすると麻酔に使われている成分の分解が早まってしまうため、施術の前日はお酒を飲まず、早めに寝て体調を整えておくのがおすすめです。
とはいっても、埋没法の施術時間は10分程度で終わります。施術中に麻酔が切れてしまう心配はありません。埋没法を受けて感じる痛みは、大部分が術後の腫れと施術前に受ける局所麻酔の痛み。局所麻酔の痛みは一瞬チクっとする程度なので、それほど恐れる必要もないでしょう。腫れの程度に関しても、医師の腕がよければ極力軽減できるので、信頼できるクリニックで腕のよい医師に施術をしてもらうことが重要です。
全身麻酔はおすすめできない
埋没法の痛みが怖くて、「全身麻酔をしてほしい」と希望する人はたくさんいます。しかし、埋没法を受けるために全身麻酔を選ぶのはおすすめできません。なぜなら、全身麻酔は影響が大きすぎるからです。部分麻酔よりも副作用のリスクが高く、麻酔が抜けるまでの時間も表面麻酔や局所麻酔より長くかかります。また、全身麻酔では自発的な呼吸もまばたきもすべて麻痺してしまうため、大掛かりな設備が必要です。たった10分前後の施術を受けるために数時間麻酔で眠りつづけるのは非効率的なので、埋没法の施術で全身麻酔をすすめられることはまずないといってよいでしょう。
また、埋没法の施術では、まぶたのラインを確認するために目を開けるよう医師から指示されることもあります。全身麻酔を受けて意識のない状態だと、自然な動作でまばたきすることができません。二重をきれいに仕上げたいなら、部分麻酔のほうがおすすめです。
部分麻酔なら、費用も安いですし、施術後すぐに日常生活へ復帰することができます。埋没法のために全身麻酔を選ぶメリットはほとんどありません。施術の痛みは表面麻酔や局所麻酔で対策できるため、痛いのが苦手な人も埋没法を検討してみてはいかがでしょうか?
それでも心配な人におすすめな麻酔
それでも心配な人におすすめしたいのが、笑気麻酔の利用です。笑気ガスと呼ばれる気体状の麻酔を吸い込むと、麻酔が全身に回って酔っ払っているような状態になります。全身から力が抜けてリラックスするため、「局所麻酔のチクっとした痛みが怖い」「緊張やストレスで体調を崩してしまう」という不安がある人にもおすすめです。笑気麻酔を使ったうえで、さらに局所麻酔を利用すれば、施術中に痛みを感じる心配もありません。
また、点滴を使い、腕の静脈から麻酔を注入する静脈麻酔というものもあります。痛みを麻痺させること、眠ってしまうことは全身麻酔と同じですが、筋弛緩状態(呼吸等まで麻痺してしまう)まではいかない麻酔です。麻酔が全身に回って眠るので、痛み対策としてはかなりおすすめの方法ですが、そもそも静脈麻酔に対応しているクリニックが限られているため、現実的には表面麻酔と局所麻酔の併用をおすすめします。
施術後の痛みはどのくらい?
施術前から施術中にかけて感じる痛みは、局所麻酔でチクっとする程度のもの。ただ、埋没法では糸を埋め込むため、術後に強い痛みが出てしまうのではと心配になる人もいるでしょう。しかし、埋没法は切開法と違って皮膚を切る施術ではありません。大きな傷口がないため、長くても数日まぶたが腫れ、多少の熱や痛みを感じるくらいで終わります。
痛みそのものがたいしたものではありませんし、術後は痛み止めももらえるので、まぶたを冷やして安静にしていれば数日で腫れやむくみも引いてしまうでしょう。
なお、運動や入浴で体を温めたり、お酒を飲んだりすると腫れや痛みは長引きます。施術後の痛みを心配している人は、自宅にも保冷剤等を用意してまぶたを冷やせるように準備しておきましょう。
埋没法の麻酔に関する口コミ・意見
埋没法の麻酔については、「痛い」という人と「全然痛くなかった」と答える人に分かれます。ただ、痛みの感じ方には個人差がありますし、まぶたに注射をする恐怖心がさらに痛みを倍増させているということも考えられるでしょう。
実際にどの程度の痛みだったかは、受けた人にしか分かりません。ある程度痛みに対するイメージができるように、埋没法の麻酔に関する口コミや意見をまとめてみました。
痛かったという口コミ・意見
想像していたよりも痛かったです
クリニックなどによりますが私の場合思ってたより痛かったです。ネットで麻酔はそんなに痛くないって言ってた人が結構いたので余裕ぶちかましすぎました。 でも涙出るくらい痛いわけじゃないので大丈夫だと思います。その後は念の為痛み止めも処方されます。
引用元:Yahoo知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13226074733)
医師に痛いと伝えられなかった
今日の埋没法の手術中に麻酔が効かなくて凄く痛かったです。麻酔の注射より埋没法の針の痛みが凄かったです。点眼麻酔→局部麻酔の順でやりました。痛くても先生に痛いと言えなくて辛かったけど耐えました。
引用元:Yahoo知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14158479714)
痛くなかったという口コミ・意見
そこまで痛みを感じなかったです
私がした埋没法は笑気麻酔をしてから局部麻酔でした。施術自体はそこまで痛くはありませんでしたよ!笑気麻酔のおかげでリラックスできましたし、そのあとの局部麻酔がチクッと痛むぐらいあとは、感覚があるけど痛みはゼロに近いです。
参照元:Yahoo知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10217016575)
痛かったのは最初の一瞬だけ
埋没経験者です。まず、点眼麻酔をしてから瞼と瞼の裏側に注射の麻酔をしていきます。緊張もしていたせいか、想像より痛くなかったです。最初の一瞬だけで、裏側を打つ頃には感覚がわかりませんでした。
引用元:Yahoo知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14130786824)
口コミ・意見に対する総評
痛みの感じ方には個人差があるため、埋没法における麻酔注射の場合も「痛かった」という人と「痛みはなかった」という2つの意見に分かれました。ただ、痛くなかったという人でも全くの無痛というわけではなく、「チクっとした痛みはあるが耐えられないほどではなかった」という意見が多かったです。また、「痛みと同時に針を刺す光景が見えるのが怖かった」という口コミも多く見られました。
そのため、痛みに弱い人や恐怖に耐えられないと感じる人は、カウンセリング時に医師へ相談して対策をしてもらっています。笑気麻酔は痛みと恐怖心を和らげられるため、埋没法の麻酔において適した手段でしょう。
痛みやリスクが怖い人こそ
埋没法を選ぶべき
物理的にまぶたを切ってしまう切開法に比べて、埋没法は切らない分体への負担が大きくなりづらいです。傷口が落ち着くまで痛みが続く切る施術とは違い、施術前の局所麻酔が一瞬チクっとするくらいで、施術中の痛みも基本的にありません。術後も、安静にしていれば数日でジンジンとした痛みや腫れは引いてしまいます。
クリニックによっては麻酔の痛みを極力軽減できるように刺激の少ない極細針を使用しているところもありますし、オプション等で違う麻酔を利用することも可能なので、痛みやリスクが気になる人は埋没法を選びましょう。